2)タッチケアのやり方

自分で幸せホルモンを増やすセルフケア~二の腕♪キラキラ星編

外出できない皆さまにも、幸せホルモンいーっぱいになっていただけるように【自分で幸せホルモンを増やす方法シリーズ】を動画レッスン付きでお届けします。今回は第二回!夏に向けてきになる二の腕のセルフケアです。今すぐできるタッチケア、楽しんでくださいね。

目次

  1. 今日のストロークは2つ。ねじる&つまむ
  2. セルライトとは?
  3. 幸せホルモン・オキシトシンの肥満抑制効果
  4. 体の声を聴こう~セルフケアの大切な基本
  5. キラキラ星のリズムでやってみよう!二の腕のセルフケア実践編

1)今日のタッチング2種

まずは今日覚える2つのストロークの説明動画をどうぞ(3分です)

2)セルライトとは?

セルライトとは、脂肪細胞に老廃物がからみついた状態で、皮膚表面がオレンジの皮のようにボコボコと見えてしまいます。セルライト自体が不調の原因とはならないといわれていますが、代謝が悪いですよ、冷えていますよ、という体の声。しっかり体の声を聴いてセルフケアしてあげましょう!

スリミングといっても、細胞についた老廃物をタッチングでとる、というのは難しいです。だから内出血してしまうほど、強くやったり長時間やったりはしないでくださいね。力任せにやるよりも、心地良さで幸せホルモン・オキシトシンが増えるほうがスリミング効果が期待できるのです。

3)幸せホルモン・オキシトシンの肥満抑制効果

実は、幸せホルモン・オキシトシンに肥満の抑制効果について、福島県立医科大学の下村健寿教授、前島裕子助教授らと高須クリニック(高須克弥院長)との共同研究が発表されています。

下村教授「オキシトシンは、分娩や授乳にかかわるホルモンとして知られています。これらは、オキシトシンが脳に働きかけるからだと考えられています。近年、非常に多彩な作用があることがわかってきました。母子関係や社会的コミュニケーションに与える影響に加え、摂食や体重を制御する作用も明らかになっています。私たちの検討では今回、オキシトシンは脳に作用し(食欲を抑えて)食べる量を減らすだけでなく、末梢の臓器にも作用しエネルギー消費量を増加させ、内臓脂肪と皮下脂肪をともに減少させたと考えています」

研究成果は英科学誌「Scientific Reports」(電子版)の2017年8月17日号に発表された。/出典:JーcastNews/https://www.j-cast.com/2017/09/22309011.html?p=all

わたしたちの体はまだわかっていないことばかり。最近になって、ふれて心地良さを感じている皮膚そのものが幸せホルモン分泌を促しているという研究報告も出ています。

全身くまなく心を込めてふれていく。心地良さでオキシトシンの分泌が促されること、そして意識を集中して温かい手でふれることで、血行と代謝が促され、結果的にスリミング効果も期待できると考えます。

皮膚は、私達を覆う感覚器。カメラのレンズのようなものです。全然ケアしないところがあれば、曇るし、錆びるし、よく動かなくなるのは誰でも想像がつきますよね。全身くまなく心を込めてふれていく・・それがセルフケアの大切なポイントです!

4)体の声を聴こう~セルフケアの大切な基本

セルフケアの基本は、体の声を聴くこと!それは、自分の手のひらで体にふれていくことです。基本は脇の下の温度。お布団で目が覚めた時に、全身にふれてみましょう。特に冷たいところはどこですか?冷たいということは、血行が悪くなっているところ。つまり代謝も悪くなっているところ。すべての不調は、めぐりが悪くなっていることから始まります。普段から自分の声を聴いて、全身くまなくセルフケアできるといいですね!

4.キラキラ星のリズムでやってみよう!二の腕のセルフケア実践編

お風呂でお子さんの体を洗ってあげるときに、石鹸の泡をいっぱいつけて、一緒にできる楽しいですね。大人がやっていると、かならず真似をしますよ。歌を唄いながら、楽しいコミュニケーションがひろがりますように!

文:一般社団法人日本エナジーハンド協会 代表 宝官明子


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2021年7月10日(土)12:30-14:30 受付中です!