新緑が美しい五月の鎌倉で、上級クラスの「座位・氣圧背中」のレッスンをおこないました。
EHS鎌倉が活動しているのは、鎌倉駅から徒歩10分のGarden Spaceくるくるさん。
お庭が本当に美しく、今月は特に眩しいほどの緑と、鳥たちの声、遠くでこどもだちの笑い声
ときおり通り過ぎる江ノ電の音
縁側を全開にして
風鈴をゆらす爽やかな風
五感すべてが心地よく、幸せホルモン満タンの一日となりました
氣圧というのはEnergy Hand®の一つで、深い呼吸と集中力が必要な技術です。
私たちの体は、力を抜くと重くなります。
腕だけでも体重の約6%程度あり、60キロの人なら片腕で3.6キロもあります。
手の自然な重さに呼吸と意識の力を加えると、タオルを引いても動かなくなります。
「私にできるかしら?」と疑えばできないし、イメージしているツモリ、でもタオルはするりと抜けてしまいます。
でも自分を信じ、楽な姿勢で、集中すればこの通り、タオルはとまります。
体重をかけているわけでも、力をいれているわけでもありません。
この感覚をつかむことが、氣圧の第一歩です。
今回は座位15分という短い時間で背中のケアをする2つのコースを学びました。
特に頭部へのケアは、力を入れてしまうと、レシーバーの首に負担がかかってしまいますので、氣圧で丁寧に刺激していきます。
巻き肩で呼吸が浅くなっている方も多いので、温かい手でじっくり胸をひらいていきます。
短い時間でウトウトとお休みになるかたも多く、15分をとても長く感じ、満足感いっぱいのコースです。
特に心理的なストレスが強い、イライラしている、呼吸が浅い、やることがいっぱいで焦っている時などにぴったりです。
上級クラスになると、一通りの手技を覚えたからすぐできるというわけではなく、自信をもてる時期は人それぞれです。
「レシーバーの体の声を聴く」という意識で、必要なところに自然と手が動く、という感覚になるまで、ひたすら経験を積んでいきます。
みんな一生懸命!ほんとうに頼もしいです!
レシーバーの状態にあわせて、ぴったりのタッチケアが届けられるように、これからもみんなで切磋琢磨していきましょう。
この上級クラスは、Energy Hand®エキスパートの認定者を対象にしています。
あなたも温かい手で誰かを応援できる人になりませんか?