先日、保育士さん向けのストレスケア研修会をさせていただきました。
ケアする人をケアしたい!
それがEHAJの夢のひとつです。
保育、介護、看護など、人のリズムにあわせて自分をあとまわしにする時間が長い人は、知らず知らずのうちにストレスをためがちです。
自分のためのケアを意識しないと、心にも体にも余裕がなくなって、温かいケアを続けることが難しくなってしまいます。
それは、どんな人でも同じです。
できない自分が悪いのではなく、ただ少し疲れているだけ。
そこで、優しくふれるだけで幸せホルモンが増えるタッチケアにについて、ご紹介させていただきました。
心と体は一体だから
落ち込んでいる時は、自然と背中が丸くなり、うつむきがちになりますよね。
私たちの心と体は一体なので、胸をはった良い姿勢で落ち込むのは難しいことです。
ですから心が疲れている時ほど、体からアプローチしてストレスを和らげて欲しい。
そこで胸をひらくセルフタッチケアもご紹介しました。
私たちはいつも過去のできごとや、未来の心配で頭がいっぱいになりがちですが、自分にふれて体に意識を戻すことで「今ここ」のマインドフルネスな状態に戻ることができるのです。
自分で自分の幸せホルモンを増やすために
誰かと楽しむイメージの強いタッチケアですが、自分で自分にふれて心地よさを感じることができれば、自分一人でも幸せホルモンを増やすことができます。
セルフ・タッチケアは、自分でできるストレスケアとして大変有効なのです。
ただし、自分で幸せホルモンを増やすにはいくつかのポイントがあるので、そのうちの2つについてお話をさせていただきました。
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自分を大切に想いながらふれる
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ふれる感覚に集中すること(何かをしながらはNG)
とはいえ仕事もプライベートも多忙な年代の保育士さん達ですから、自分で自分をケアする余裕がない人も少なくありません。
そこでまずは頭をカラッポにして、幸せホルモンで満たされる時間を保育士さんにプレゼントしたい!ということで、タッチケア訪問ボランティアのお話しも出ています。
こども達の成長を見守る尊いお仕事をされている保育士の皆さんにEnergy Hand®のタッチケアをお届けできたら本当に嬉しいです。
ギバーの私たちは、本当に必要としている方のところへタッチケアを届けたいと常々願っているのですが、それは様々な人のご協力があってこそ叶えられるものです。
今回ご協力くださったみなさまへ、心から感謝申し上げます。
これからも一つ、一つ、笑顔の花まるがひらいていくように、誠実にお届けしていきたいと思っています。
文:EHAJ代表 宝官明子