病気やケガなどで、家族が寝た姿勢が多くなることがありますね。
更年期障害やうつ病などで、ベッドから起き上がるのが大変な場合もあると思います。
ここでは、ベッドで寝た姿勢で着衣のまま楽しめるタッチケアをご紹介します。
目次
背中のタッチケアのやり方
●はじめに了解を得る
ギバーは手を温めておく
背中にタッチケアをしてもいいか了解を得る
●姿勢をつくる
OKの場合、レシーバー(受ける人)に抱き枕(毛布をまるめてもOK)を使って横向きになっていただく
全体で3分程度なので、左下でも右下でも大丈夫です。
麻痺やケガがある場合には、医師に確認しましょう。
ホームケア姿勢例(ベッド)
チャクラ4番(中丹田)のタッチケア
●目的と効果
深い呼吸を誘います。ギバー(術者)は温かい手でゆっくりふれましょう。
不安な時、落ち込んでいる時、傷ついている時も喜ばれます。
①ジグザグ(♪出た出た月が)
脊柱をまたいで大きくジグザグをかく(4往復)。手が速くならないように、童謡「♪月」を心の中で唄いながらおこなうと良いです。
②円をえがく(まぁるいまぁるいまんまるい)
肩甲骨の間あたりに円を描きます。(中丹田/チャクラ4)
③花びらをえがく(♪盆のような月が)
ぼーんのようなーつーきーで、ゆっくり花びらを描き、さいごの「が~♪」で息をはききります。
ちょうど良いペースだと約1分かかるので、3ケ所に繰り返すと背中全体で3分になります。
チャクラ3番のタッチケア
●目的と効果
胃を労わるタッチケア。食欲不振または食べ過ぎ、不快感がある時にも。
胸椎8番から10番あたり・みぞおちの背中側にたる部位に優しくふれましょう。
▼①~③繰り返し/♪月
チャクラ2番(丹田)のタッチケア
●目的と効果
やる気を促すタッチケア。腰痛や便秘の時にも。
仙骨を中心に花まるをえがきます。
▼①~③繰り返し/♪月
上記以外にも、冷えているところ、必要だと感じる部位に花まるを描きましょう。
全体で3分程度におさめればOKです。
幸せホルモンを増やすタッチのポイント
マッサージではなく、ストレッチでもなく、赤ちゃんや子犬にふれる時のような感覚でふれます。
- 息を吐きながら
- ゆっくり優しく(秒速5センチ)
- ふれる心地よさに集中(~ながらは×)
シムス位でも楽しめます
イラストのように、正しいシムス位では左を下にして左腕を外に出します。
3分以上横臥位になる場合は、シムス位が向いています。レシーバーとコミュニケーションをとりながら楽な姿勢をみつけられるといいですね。
ふれる時の注意
あなたにとって大切な人であればあるほど、はやく元気になって欲しい、痛みが消えて欲しい、など強い想いがありますね。
でもレシーバー(受ける人)にとっては、それが負担になることもあります。
花まるタッチ®は、たとえよい状態ではなかったとしても、目のまえの命をまるごとうけとめ ”今ここ”の心地よさを一緒に楽しむケアです。
「そういえば、いつの間にか〇がラクになっていたね~」というスタンスで楽しんでいただけたら幸いです。
タッチケアでご家族に笑顔の時間が増えますように。
▼座位の背中のタッチケアはこちらを参考にどうぞ
https://www.youtube.com/shorts/UFp7_O_da7I