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寝たきり予防最強の方法!運動より禁煙より?世界が証明した「健康寿命のための条件」
人生100年時代を前に健康寿命を延ばすことが、多くの方の関心事になっていますよね。今まで健康に長生きするために、様々な食事法や運動、禁煙が勧められてきました。これは「体」の健康の基本であり、とても大切なことです。でも最新の研究で、運動より禁煙より更に健康寿命に大切なことが「人とのつながり」であることがアメリカで研究発表されたのです。
世界が証明した「健康寿命 最強の条件」
「世界的にインパクトを与えたのが、アメリカで発表された148研究(対象者およそ30万人)をメタ解析した研究結果です。長生きに影響を与える要因を調べたところ、肥満解消、運動、禁煙よりも「人とのつながり」が長生きへの影響力が高いことが分かったのです。日本の研究でも、「人とのつながり」が「運動」よりも寝たきりの危険度を下げることが明らかになってきています。(NHKガッテン!http://www9.nhk.or.jp/gatten/articles/20180606/index.html)」
1日3回、人に親切にすることを1ケ月続けた結果、寝たきりの原因になる炎症物質が減ったとのこと。
「人とのつながり」は「心」の健康に欠かせないものです。
『人とのつながりが少ないことは、心臓病や認知症、筋力低下を引き起こし、結果として「早死にリスクが50%高くなる」というアメリカの調査結果が発表されるなど、体の衰えを加速させる最大の要因とわかってきました。イギリスでは今年1月に「孤独担当大臣」が誕生して、国をあげての対策に乗り出したほどです。(ガッテンより)』
番組内で紹介されていたのは「自分が喜ぶことをする」ことよりも「社会に役立つことをする」ことよりも「人に親切にする」ことが健康効果が高いという研究結果はとても興味深いものでした。
情けは人のためならず!親切にする側が健康になる秘密
タッチケアやトリートメントを実践している私たちにとって、人に親切にすることが健康につながることは体験として実感しています。
「人に親切にする」ということはオキシトシンを分泌させる行為だからです。
オキシトシンとはストレスホルモンであるコルチゾールと拮抗作用にある幸せホルモンで、心の安定と多幸感、人を信じるきもち、感謝するきもち、愛するきもちを育てるコミュニケーションに欠かせないホルモンです。ストレス耐性を高め、痛みの減少にも効果があるといわれています。
誰かのためを思って自発的におこなう行為は、オキシトシンの分泌を促すのです。
相手のことを思いやる言葉、優しいタッチング、見つめ合うこと、ハグすること、すべて心がこもっていればオキシトシンの分泌につながります。逆に心がこもっていない自分勝手な行為であれば、ハグしてもタッチしてもオキトシンは分泌されません。
心を込めてトリートメントするEnergy Handの活動では、施術する側がとろけるような心地よさと多幸感を味わうことを日常的に体感しています。それは施術者自身のオキシトシンの分泌が高まっているからです。
タッチケアの第一人者である桜美林大学の山口創先生の実験によると、トリートメントを受けた人とおこなった人の血中のオキシトシン濃度を測ったところ、トリートメントをうけた人よりも、施術者のほうが倍近いオキシトシンの増加が見られました。
トリートメントを受けている側が、相手のことを思って・・ということはあまりないと思いますが、施術者は常に相手を思ってトリートメントをおこなっています。その違いが数値で表れたのです。
トリートメントのような技術を使うコミュニケーションではなくても、誰かのためを思って「親切にする」だけで健康寿命が延びる。それを知っているだけで、大きな安心感につながるのではないでしょうか。
そのためには自分が何が好きで、何を大切だと思っているかを表現していくことが大切です。この「私は私」を表現する力をグラウンディングといいます。自分を表現することに難しさを感じている方は、こちらの記事をどうぞ→グラウンディングできない人はいない!自信を取り戻す3つの方法
人とつながるのと同じくらい大切なコト
体の健康はよく食べ、よく寝て、よく歩くこと。心の健康は、人とつながり、共感できる仲間と定期的にワイワイやること。そしてそれと同じくらい大切なのが氣の健康で、それは自然にふれて深呼吸すること。このどれがかけても人間の健康は保つことができません。
日本エナジーハンド協会は、健康を心氣体トータルでとらえ、そのすべてを実践できるライフスタイルを提案しています。
健康と仲間と生き甲斐と。
あなたがもし「自分も人も元氣にしたい」という言葉にピンとくるのなら、きっと私たちの仲間です。
温かいコミュニケーションの扉をどうぞ一歩踏み出してください!
あなたは大丈夫?寝たきりを予防する人とのつながり度チェック
ここまで、人とのつながりが健康寿命を延ばすことをまとめてきました。そこで自分は今どういう状態なのか、東京大学高齢社会総合研究機構の飯島先生による「人とのつながりチェックシート」でセルフチェックしてみましょう。
まとめ
いかがでしたか?よく食べ、よく寝て、よく歩く、今までの体の健康習慣に加えて、人とのつながりがいかに大切か納得いただけたでしょうか?ポイントは多くの人とワイワイすること、定期的に同居家族以外の人と外で会うこと。それもイヤイヤではなく自発的に楽しい活動であること。そんなライフスタイルが無理なく実現できる、あなたにぴったりの仲間がみつかりますように願っています。
文:日本エナジーハンド協会 代表 宝官明子