東日本大震災のタッチケア・ボランティア活動
日本エナジーハンド協会は、2016年より東日本大震災の仮設住宅へEnergy Hand®のリラックスを届けるボランティア活動に参加しています。
311直後の瓦礫拾いからずっとボランティアを続けているチーム恵比寿さんが主催する活動です。
【2018年4月の活動報告】
東北への活動は全国の仲間が東京渋谷で集合し、そこからボランティアバスをしたてて片道9時間の車中泊で移動します。日曜日深夜出発、月曜日に東北・岩手にてトリートメント活動、火曜日観光しながら帰宅という行程です。今回はEnergy Hand®エキスパートの馬渡さんとEHAJ代表宝官の2名で参加させていただきました。
現在仮設住宅は縮小・統合されており、震災後につくられたコミュニティがまた失われつつあります。そこで、外部の私たちがイベントをおこなうことで、仮設から引っ越された方も、また集まってお茶っこしていただければ・・というきもちです。
ゲストは、ヘアカット、お顔そり、足裏マッサージ、整体そしてEnergy Hand®のタッチケアなど無料でいくつでも楽しめる仕組み。だからほとんど皆さんフルコース楽しまれていらっしゃいます。
現地に早朝到着後、8:30くらいから仮設住宅の集会場で準備開始。宝官は14名、馬渡さんは10名ほど施術させていただきました。途中お昼休憩には、現地の皆さんが美味しい郷土料理を用意してくださいました。
美味しくて嬉しくて、元氣モリモリになります。
タッチケアしながら、色々お話しに花がさくこともあります。「いろいろ旅してまわったけど、他のところで海がキレイだなんて思ったこと一度もない」とおっしゃるおばあちゃま
確かに・・こんなに穏やかで美しい海・・地元の皆さまの誇りです
もちろん、つらいお話しもうかがいますし、復興現場をバスで巡り、時がとまったような苦しい思いもしますが
(引き続きかさ上げ工事中。このビルの屋上の上まで水がきた)
(奇跡の一本松)
(大川小学校のつらすぎる現場で)
人生いろいろなことがあるけれど、それでも毎年美しく咲き続ける桜のように、たくましく明るく生き続ける皆さんに元氣をいただきます。そして私たちは「なかったこと」にしないと、心に強く想います。東北の皆さんの笑顔を想い出しながら、「今ここ」の人生を思いきり楽しみたいと思っています。
そして今回、まだ経験の浅い宝官でも、現地でのコミュニティの変化を強く感じました。お茶っこを盛り上げるEnergy Hand担当の必要性をあらためて感じます。今度はベッドをお借りしないで、お茶っこスペースでハンドや手遊びなどを駆使して、おしゃべりが盛り上げられたらいいなあ・・
「○○号室だから、あとで遊びにおいで」と繰り返し言ってくださった方々と今度はゆっくりお話しができますように。
活動が終わって、このボランティアを企画・運営されているチーム恵比寿の皆さんと、銘菓かもめの玉子の「かもめテラス」でパチリ。活動終了後には美味しいモノだらけの東北の味を堪能!
自分の温かい手さえあれば、リラックスを提供できるようになるのがEnergy Handです
そして、つらい状況の方とふれあったとしても、自分を削ることなく温かくよりそうことができるための技術です