タッチケアで認知症予防!高齢者ボランティア@茅ヶ崎

今月も茅ヶ崎のデイケアホームさまへ訪問トリートメントに行ってまいりました。

毎回楽しみにしてくださっている方も、忘れてしまっている方も、和やかにな時間をご一緒することができました。

いつもは大テーブルを囲んでいましたが、今回は軽度認知のグループと重度認知のグループと二つのテーブルにわかれていました。同じ場所に訪問させていただきますが、毎回利用者さんの状態も顔ぶれもレイアウトも違うため、本当に勉強になります。

今回は、テレビ前のソファで3名様

お二人はエナジーハンドタッチのオイル・トリートメント。

お一人は足からくる腰痛とのことでしたので、ひざ下のタッチケアにしました。

重度の認知のおばあちゃま、オイルかドライかも判断が難しかったので、Energy Hand®タッチのドライ、おしゃべりハンドでおこないました。

できるだけ会話にあわせてリズミカルに指で相づちをうつ、というイメージでおこないました。

はじめから最後までずっと楽しそうにお話しされていて、文脈はないので詳細はわからないのですが、褒められたこと、喜ばれたこと、誇りに思う心があふれていらっしゃいました。

認知症では、一つの記憶に停滞することが多いわけですが、それが恐怖や不安の記憶ではなく、喜びの記憶がループされていることを、本当に嬉しく思いました。

嬉しかった記憶が蘇る度に脳では幸せホルモンが分泌されるわけで、その逆ではどれほどつらいだろう、と思います。

エナジーハンドのトリートメントは、セロトニン神経の活性を期待して15分から20分おこないます。一対一で手をつないで、15分以上その方だけに意識を集中する貴重な時間です。様々なことを考えながら対応する必要のある職員さんは特定のお一人に集中するのは難しいため、大変意味のある活動だと感じています。

更に、職員さん2名にEnergy Handバック・トリートメントをおこないました。

職員さんに対しては、Energy Handオイルトリートメントをおこなう時もありますが、業務中ですから何かあった時にすぐに対応しなければならず、オイルを拭く手間を考えるとドライの手技が向いているように思います。

今回はお一人が腰痛がひどく、お一人は肩こりがひどい、ということでしたので、脊柱を中心としたEnergy Handバック・トリートメントを選びました。

Energy Handの温かい手で脊柱を中心に緩めていくわけですが、あまりに筋肉が硬すぎて脊柱が緩むまでずいぶん時間がかかりました。このような場合、ハーブピローやホットタオルパックで筋肉を温めておいてから施術するほうが安全で効果的です。次回はそのつもりで、はじめからご自分で温めてもらっておこうかと思います。

このように、レシーバーにあわせて臨機応変に対応する訪問トリートメントは、大変やりがいのある氣付きの多い活動です。そしてたくさんの笑顔につつまれて、ギバーである私たちの幸せホルモンが増える時間でもあります。

誰かのための活動が、結局は自分の健康寿命を延ばすことになることが最近の研究でも明らかになっています。

たくさんの方が幸せホルモンに満たされて健康寿命を延ばす方法としてエナジーハンドを活用いただけるよう、地道な活動を続けていきたいと思っています。

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