皆さんこんにちは!EHAJ代表の宝官です。
誰でも簡単に幸せホルモンを増やすタッチケア技術「花まるタッチⓇ」ですが、自分の心と体の声を聴くこともできるのをご存じですか?
タッチケアはスキンシップと違って「ふれることに集中する」メソッドです。この時、自分自身におこなうセルフタッチケアの時は心と体の対話を楽しむことができるのです。
目次
心と体の声を聴く
「胸に手をあててよく考える」
という慣用句がありますね。コトバンクを参照すると「① 心を静め、落ち着いて考えるために両手を胸にあてがう。よく思案する。胸に手を当てる。」と書いてあります。胸に手を当てて冷静な自分をとりもどして、もう一度考えてみる、という意味ですが、花まるタッチⓇではまた少し違った使い方をします。
それではさっそく、やってみましょう!
目を閉じ、手のひらを重ねて、ふれているところに意識を集中します。
まずは胸に手をあててみましょう。
胸に手をあてる~ハートチャクラ
心臓の音が聞こえますね。早いですか?ゆったりですか?「いつも」の自分がどんな音なのか、日常的にふれていることで体の声をしっかりキャッチすることができますよ。
ハート(第四チャクラ)へのタッチケアでは、不安・寂しさ・哀しみ・疲労に気付くことができます。
あぁ、私、強がっていたけれど本当は不安が大きいのだな、とか、少し休まないと体がもたないな、とかいろいろな声が聞こえてきます。
ハートを癒す魔法の言葉
ネガティブな時
もしあなたのハートにネガティブな感情がひろがっていたら、そのときの魔法の言葉は「大丈夫だよ」です。少し立ち止まって休憩しても「大丈夫だよ」。そんなに怖がらなくても「大丈夫だよ」。ハートに優しく花まるタッチⓇしながら「大丈夫」をしみこませてあげてくださいね。
ポジティブな時
もしあなたのハートに喜びや幸せがひろがっていたら、そのときの魔法の言葉は「ありがとう」です。よかったね、嬉しいね「ありがとう」と幸せを充分味わってください。これであなたの中に幸せスイッチが一つ増えます。今の幸せの感覚を思い返してハートの花まるタッチⓇをするたびに、あなたの中に幸せホルモンがあふれていきます。そんなスイッチをたくさん増やしてあげることが花まるコーピングの一つにもなります。
それでは次にみぞおちあたりに両手を重ねてみましょう(写真よりもっと上。胃の上部のイメージ)
みぞおちに手をあてる~第三チャクラ
私はふれた瞬間に「食べ過ぎ!もう入らないよ!」と胃によく怒られます笑。そういう時は、体のセルフケアとして第三チャクラの背中側からテニスボールなどを使って経穴を刺激するととても楽になります。(これについてはまた次回詳しく…)
第三チャクラへのタッチケアでは、楽しいか・つまらないか、非常に純粋な快・不快を教えてもらえます。
やりたくなくても、やらなければいけないことがたくさんあるのが大人の世界ですから「やらなくちゃ」と脳が思うと「動くためのエネルギーが欲しい!」と命令が出て、甘い物などについ手がのびてしまいます。それでつい食べ過ぎになってしまうのです。
しかも、やらなければいけないことについて「それは違うのではないか」「そんなことしなくてもいいのではないか」と自分の意志に反して行動にうつさねばならない時、第三チャクラは悲鳴をあげます。それが痛み、吐き気、食欲不振となってあらわれることもありますし、みぞおちにふれると、堅さや冷たさを感じたりします。
第三チャクラを癒す魔法の言葉
ネガティブな時
もしあなたの第三チャクラにネガティブな感情がひろがっていたら、そのときの魔法の言葉は「がんばってるよね、えらい、えらい」です。今は意味があるとは思えないこの努力も、自分の成長を促す経験となることは確かです。ここで大切なのは区切りを決めることです。「○○(具体的な日時)までがんばろうね!あと少しだよ!」この時間が永遠に続くものではないことを伝えます。実際の子育てと同じです。もちろんその後には自分がごきげんになる花まるコーピングを実践しましょうね。自分に対しての約束を必ず守ることで自信が深まります。
ポジティブな時
もしあなたの第三チャクラに楽しい♪嬉しい♪がひろがっていたら、そのときの魔法の言葉は「ありがとう」です。よかったね、楽しいね「ありがとう」と幸せを充分味わってください。ハートと同じように、これであなたの中に幸せスイッチが一つ増えます。今の楽しい感覚を思い返してみぞおちの花まるタッチⓇをするたびに、幸せホルモンのスイッチがおされます。
次におへそに手のひらのまんなか(労宮)をあててみましょう。(写真のお花があるあたり全体を両手で包む)
おなかに手をあてる~大腸
おへそに手のひらをあてると大腸の声がよくきこえます。
おなかへのタッチケアでは、便秘・下痢・言いたいことが言えないなど、自分の中に入ってきたものがうまく出せているかどうかを教えてもらえます。
動物は、口から入れて、それを消化して自分を成長させて、不要になったものを下から出す、という仕組みになっていますね。人間も食事と呼吸によって常に外のエネルギーをとりいれています。情報も、感情も、邪気もその一部です。暴飲暴食などで、食物の排出がうまくいかない時は便秘や下痢などで教えてくれますし、感情面での排出がうまくいっていない時は皮膚の状態で教えてくれます。できれば体が悲鳴をあげるまえに、心の消化不良のサインをおなかのタッチケアで早めにみつけてあげましょう!情報過多でアウトプットができない時、誰かの言動が理解できない時、本心を伝えることができない時など、特にこの部位への花まるタッチⓇが有効です
大腸の声を聴く
おなか全体を四角く右回りにゆっくり、ゆっくり、ボディスキャンをするように手のひらを動かしていきます。堅さ、冷たさ、ぷくぷくしている(ガス・脂肪)など違和感があったら、そこで手をとめて「どうしたの?」と聴いてみましょう。その時に、飲み過ぎたことや昨日たべた揚げ物などがうかんでくるなら、食事の内容を見直すことを約束して実行しましょう。もし、上司に言えないモヤモヤなど、心のストレスがうかんできたら、良き理解者に話をきいてもらってすっきりしましょう。今すぐでなくても必ず対処すると約束しましょう。言いたくて言えなかった言葉たちは大腸にたまり、不満のガスをつくり、腸にポリープとなってあらわれることもあります。
さいごに丹田に手をあててみましょう。
丹田は、女性なら子宮のあたり。おへそにあてていた手のひらをそっくり下に移動させたあたりです。多くの方が、こんなに下なの?と意外に思われるようです。片手を体の前の子宮あたりにあて、もう片方を体の背面にある仙骨(写真赤い部分)あたりにあてて感じます。
丹田に手をあてる~第二チャクラ
丹田は生きる力のバロメーターです。
丹田へのタッチケアでは、やる氣・体力・生き甲斐など、体を動かす動力の状態について教えてもらえます。
ふわふわ・力が入らない時
ふれた時に、なんとなく頼りない感じがする時は無気力、疲労困憊、充実感を感じていない時でしょう。ただ、ここの感覚は個人差が大きい上に人と比べることがないので、自分が「ふわふわ」なのか、「充実」なのか判断が難しいですね。そういう時は丹田にぐっと力をいれて下腹部をかたくしてみましょう。その状態で上から指で押した時に、指がしずんでいくようなら「ふわふわ」な状態です。太っている、痩せているはあまり関係ありません。
★ふわふわタイプさんへ
特別な目標をもたず、あるがまま、ふんわりと生きていらっしゃる方は丹田も柔らかくふわふわで、そもそも丹田を意識して力をいれることも難しいかもしれませんね。自分でハンドルは持たず、流されるままに人生という旅を楽しみ「NO」をあまり言わずにまわりに尽くすので、人に好かれます。流れるプールでぷかぷか浮いて、楽しんでいる感じでしょうか。もちろんそれが悪いわけではありません。ただこのタイプはご自分の本当の力に気付いていない人が多いように思います。「私なんて、たいしたことできないから」といって、ハンドルをにぎって自分の好きなところに行く喜びを、はじめからあきらてしまうのはなんともモッタイナイです。自分がハンドルを握る時もあれば、まかせる時もある、そんな自由な旅が楽しめたらいいですよね。もしあなたが「自分の人生はいつから始まるのだろう」と漠然と思うことがなるなら、第二チャクラを充実させることで道がみえてくることでしょう。第二チャクラを充実させる方法の一つが、食う・寝る・歩く+Energy HandⓇ(エナジーハンド)です。
こんなふうに、自分の心と体、さらには生き方に向き合うことができるのが花まるタッチⓇの素晴らしさです。
ただ意識してご自分にふれるだけで、どなたにでもできます。どうぞ今日からセルフ・タッチケアの時間を楽しんでくださいね!そして、24時間休まず働いている心身に温かい花まるをいっぱいギフトして、健康も幸運もたくさんひきよせてくださったら嬉しいです♡
「ふれる」ことは大変奥深いので、その基本となる部分をしっかりと学べる花まるタッチⓇケア講座にて毎月お伝えしています
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また、本格的に自分に向き合い丹田を充実させたい方はEnergy HandⓇエキスパートとして一緒に高めあってまいりましょう!
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自分を満たすことで、自分から幸せホルモンがあふれ、それが身近な人にどんどんうつっていく。そんな存在のギバーさんが日本中にあふれるように、これからも誠実にお一人ずつお伝えしてまいります。
2023年。温もりを、楽しもう!
感謝をこめて
一般社団法人日本エナジーハンド協会 代表 宝官明子