50代主婦。ようやく自分の時間。学ぶのは贅沢?主婦ときどき施術は価値がないの?
Yさんは20代から3人の子育てと家事に忙しい毎日を送られていました。アラフィフになって、ようやく末っ子も無事に就職。一気に自分の自由に使える時間が増えました。
3人のお子さん達は全員が「人を助ける」立派な職業に就かれ、独立して忙しい毎日を送っていらっしゃいます。
急に一人の時間が増えてきたYさんは、やっと得られた自由な時間をのんびり、楽しくすごしていらしたのですが、やがてこのままでいいのだろうか・・と考えるようになりました。
そんな中、2016年の秋のエナジーハンド体験会に初めていらしてくださいました。
そのときも講座は募集中でしたが、受講されることはなく、翌年2017年に別のイベントにも足を運んでくださり、受講されたのはその年の夏のことでした。
当時のYさんは、セラピストになろうとか、収入を得たいとか、具体的なビジョンがあったわけではありませんでした。
現在のYさんは、ご自分の心の惹かれるまま、旅に出たり、自然の中で充電する時間を積極的にとっていらして、キラキラとエンジョイなさっています。
そうやって自分を幸せホルモンで満たすことが、結局は自分も、家族も、まわりの人も、そしてエナジーハンドを受けてくださる方のためにもなるのだということを確信しているからです。
でも以前のYさんは、夫のお金や時間を自分磨きのために使うなんて、とんでもない、罪悪感が強くてとてもできなかった、とおっしゃいます。
体験から受講まで1年以上検討されたことも、そういうことが大きかったのではないでしょうか。
しかし一度受講を決めたYさんは、じっくりご自分のペースで学び、着実に技術を身につけていかれました。
そして検定合格!!
いよいよエナジーハンドのギバーとしてデビューの時がやってきました。
それは2018年の1月。
はじめてご自分がエナジーハンドを体験してから2年後のことでした。
自分の技術でお金をいただく喜び。
それがたとえワンコインであっても、心をこめて、自分らしいトリートメントを届けたことで得られる充実感。
Yさんがデビューしたのは、かつて自分がお客様の立場で参加したイベントでした。
今度は自分がギバーとなって、受けてくださった方の人生に何色かの変化を贈ったのでした。
そこから2019年の現在まで更に1年間、Yさんは学びたいことがどんどん増えて、アロマテラピーや心理学など様々なことを学ばれ、とても楽しそうです。
皆さんは、主婦が時々やりたい時だけお金をいただいて施術するなんて、いい加減すぎると思われるでしょうか?
普通の技術職であれば、少しでも手を動かさない時期があれば、腕がどんどん落ちてくると思います。
しかしエナジーハンドは少し違います。
手技、技術的なことよりも「氣持ち」マインドやコミュニケーション能力のほうが大きく関わるのです。
エナジーハンドのポリシーは「分析しない・評価しない・アドバイスしない」です。
どんな方でも、そのままの状態をまるっと包み込むのが理想です。
これがすべての「癒し」「手当」の基本です。
分析しない・評価しない・アドバイスしない・・・
初対面のどんな方に対してもフラットに温かいケアを提供すること
それは簡単なことではありませんし、練習すればできる、というものでもありません。
ですから若い方よりも、様々な経験を積んで人間力のある方のほうが、円熟したエナジーハンドができることが多いです。
子育て、介護、看護・・
特に生死に関することを身近に体験された方は、エナジーハンドの深い部分を良く理解してくださいます。
一度自転車に乗れるようになった方が、久しぶりでも自転車に乗れるのと同じように
施術者として毎日は活動していなかったとしても、主婦として自分の魂を磨き、心身を充実させた状態でおこなうエナジーハンドは、疲れた皆さんの心身を温めることができるのです。
もちろん技術の定期的な練習も必要ですので、「ふれること」を職業にしていない方には、毎月の練習会をおすすめしています。
もしも、なんとなーくヒマだからやってみようかな~というような軽い氣持ちで資格をとり、イベントデビューされる方がいらしたとしても、不思議なことに、そういうギバーさんのところにお客様は入りません。
不思議ではないですね。必然、当然・・ですね。
そんなわけで、日本エナジーハンド協会では誠実な主婦の方を大歓迎しています。
自分やまわりの方に無理のないペースでさりげない優しさを与え続けているYさんも、素晴らしい主婦ギバーさんです。
彼女の温かい手は「大丈夫だよ、無理しなくていいよ、焦らなくていいよ」と言ってくれます。
そうしてこれからも自分らしい形で、幸せホルモンに満たされる毎日を楽しんでいかれるのだと思います。
これが、50代主婦Yさんの「幸せホルモンに満たされるライフスタイル」です。