気疲れというと初対面の人付き合いや人混みなどを思い浮かべる方も多いと思いますが、実は家族がストレスの原因であることが多いものです。
今回は家族がストレスの原因の場合についての気疲れしない方法についてまとめてみました。
気疲れする相手が同居している家族の場合
もしあなたがこれに当てはまるのなら、まず血をわけた家族だからわかりあえるはずだ、気が合うはずだという思い込みを手放すところから始めましょう。
気疲れする相手が親の場合
いつかわかりあえる、気が合うようになる、という思い込みを捨てると同時に、自分もいつか親のようになるのだという思い込みも今日から捨ててくださいね。
私達人間は「心氣体~ボディマインドスピリット」の三本柱で成り立っています。氣があわないという現象は、このうちの「氣~スピリット」の部分があわない、とういことを表しています。まったく別のスピリットグループが家族になることは良くあることで、例えるならばワニとライオンが一緒に暮らしているような場合もあり、何から何までわからなくて当然なのです。
あなたがご両親から受け継いでいるのはそのうちの「体」の部分です。身体能力や体型、外見、体質、脳の使い方などを受け継いでいることが多いでしょう。似てるところを探せばいくつも出てくるでしょうが、たとえば片親が癌だった場合、その遺伝子が遺伝する確率は1/2の50%。でも実際に遺伝子変異が原因のガンの罹患率は全体の5%以下といわれています。つまり両親から様々な遺伝子を受け継いだ私達ですが、血のつながりが原因でどうにかなる、という確率はとても低いのです。それよりも同じ環境で育ち、同じ食物を食べている環境因子のほうが大きく作用すると考えられます。
子供の頃は、親の常識が世界の常識に見えてつらいこともあると思いますが、いったん社会に出てしまえば、それは一つの考え方にすぎないことに気づき楽になることができます。その後は、自分の意識を変えていくだけで、本来の自分を取り戻すことができます。
だから今同居している家族とどうしてもわかりあえないと思ったら、それをどうしても改善する必要もありませんし、悲しむ必要もありません。
どうしてもわかりあえなくても、相手の幸せを願うことはできます。好きにならなくても大切に思うことはできるのが「家族」なのです。
親なんだから自分をわかってくれて当然だ、という思い込みは捨てて、親は親なりに理解しようとして、自分のことを大切に考えていてくれている、という事実があれば、それだけで充分だと考えてみましょう。誤解を恐れずに言いますと、人間的には嫌いなままでいいのです。
ただし自分のことを大切に考えてくれているとはとても思えない場合もあるでしょう。もし今の段階でそうとしか思えないとしても、あなたの人生の後半でその意識も変わることがあるかもしれません。
どちらにしても、同居している家族に気疲れする原因がある場合、あなたは早く家を出たいと考えることでしょう。これは自分の力で本当にわかりあえる相手を一生懸命探す原動力となり、早くからそういう視点で人とつきあうために、様々な恋愛経験や人生経験を積むことが出来ます。家族から離れたいと思うことが、自立の道を早めているのです。
そして独り立ちできる経済力をつけるために一生懸命勉強しなければいけないことに気付くでしょう。家族以外の友人や先輩と協力関係をつくり、居心地の良い場や自己表現について考えるようになるでしょう。
このように、親と気が合わないことも悪いことばかりではないと意識を変えていただければ幸いです。
そうはいっても同居している場合、一緒にいる長い時間ストレスにさらされてしまう可能性があるので、それに対するケアが必要です。
気疲れしない方法
意外かもしれませんが、重要なのは「食べる・寝る・歩く」。中でも現代生活で最も重要なのは足を動かすことです。食べることも寝ることも当然大切ですが、現代で意識をしないと誰でも不足してしまうのが歩く時間ではないでしょうか?今日も食べてない、今日も寝ていない、という人は少ないでしょうが今日も歩いていない、という人は多いものです。もしあなたに心当たりがあるのなら、今すぐ歩きに外に出ましょう。毎日歩く習慣をつけましょう。
歩くことで気疲れを予防する理由
気疲れする原因として「どうしてあの人はあんなことを言うのだろう」「なぜあの人はこんなヒドイことをするのだろう」と常に頭が考え事をしている状態があります。
考え事をするために脳にたくさんの血が集まり、神経細胞に酸素と栄養を送ります。すると神経細胞(ニューロン)は活発に働くようになりほんの些細な刺激にも反応するようになります。これがまた気疲れを促進するという悪循環をつくりだす原因です。
こういう状態の時、歩くことで足の筋肉に血液が戻り、頭にのぼった氣血を下げることができます。過敏になっていたニューロンの数を物理的に現象させることができるのです。
こういったことを具体的にお伝えしているのが下記の講座です。姿勢や呼吸法など対面レッスンでしか伝えられないことがあるので、どうぞいらしてください
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