1)Energy Hand®のタッチケア~心氣体のお話

寝不足にはお昼寝ハンド~驚きのパワーナップ効果

お昼寝をすると、脳のパフォーマンスが上がることをご存じですか?

有名進学校や大企業が短時間の昼寝を推奨して、午後からの能率アップをはかっているというニュースを御覧になった方も多いと思います。

なんといっても日本人の睡眠時間は世界でもワースト1。

2020年OECD38ケ国で平均507.6分(8.46時間)のところ、日本は442分(7.03分)。

いやいや、7時間も寝てないよ?というお声がきこえてきそうですが、事実40~50代女性の四割が六時間未満しか睡眠時間をとれていないというのです。(厚生労働省/令和元年国民健康栄養調査より)

仕事から帰って食事つくって、食べて、片づけて、ちょっと一息ついてドラマでも見て、お風呂入ったらもう深夜1時!

翌朝7時には飛び起きてダッシュで朝食用意して、怒涛の一日が始まる。そんな日々の方が多いのではないでしょうか?

夜の睡眠が大切なのはわかっている。でもそれが叶わない人にとって、パワーナップは大きな力となるはずです。

パワーナップとは?


パワーナップ (power-nap) とは、一般的に15 – 30分程度の短い仮眠のことである。この用語はコーネル大学の社会心理学者ジェームス・マースによる造語である。時間あたりに対する睡眠の効用を最大化する睡眠法とされている。キャットナップとも呼ばれている。

出典:ウィキペディア


nap=昼寝
power up=力を増強すること

この二つの言葉を組み合わせて、米国の社会心理学者ジェイムズ・ベリル・マース氏がつくった造語です。

午後の早い時間にとる短時間の仮眠(お昼寝)が、様々な良い効果をもたらすというのです。

パワーナップの効果

パワーナップ(積極的短時間仮眠)には、集中力アップ、やる気アップ、疲労回復の効果が期待できます。

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NASA(アメリカ航空宇宙局)。1995年頃からNASA Napsという睡眠研究を行っており、その実証実験では昼に26分間の仮眠で、認知能力が34%、注意力は54%も向上しました。

出典:Phirips

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昼寝は午後の眠気を解消し活力を与えてくれます。15分程度の長さで十分です。高齢者では30分程度の昼寝を上手に利用することで、夕方のうたた寝が減少し、夜によく眠れるようになることもあります。

出典:厚生労働省e-ヘルスネット

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上記の数字は、睡眠で自分の持つ能力が上がる、という意味ではなく、元からもっていうポテンシャルが充分に発揮できるように回復するという意味。

日中に疲れと眠気を強く感じて、それを我慢しながら作業を続けるよりも短時間睡眠をとることで、その後のパフォーマンスが上がるのです。

パワーナップのやり方

上記のような効果を得るためには、いくつか条件があります。

●15~30分の短時間睡眠であること

それ以上になると、余計に疲労度が増したり夜の睡眠を妨げる可能性がある

●暗くして(またはアイマスクをして)光を最小限に。静かすぎない生活音のする環境

●姿勢は、机にうつ伏せでも、仰向けでもかまわない。ソファやベッドを使う場合は、長時間睡眠にならないように注意

目覚ましをかけたり、コーヒーなどてカフェインを摂取して短時間でおきられるよう工夫する

●午後4時以降はおこなわない

夕方以降は夜の睡眠に影響がある可能性がありますので、能率アップのためには日中の3時代までが良いでしょう

●お昼寝の後は、目をさます運動をする

体を伸ばしたりして、交感神経のスイッチを入れなおします。

実践できそうな人は、ぜひお試しくださいね!

あなたはすぐ眠れますか?

パワーナップは、仕事の休憩時間に、ほんの短時間お昼寝をすればいいわけですから、すぐに実践できそうですよね。

しかしあなたはそんなにすぐ眠れますか?

一番よくうかがうのは「いろいろ考えてしまって、眠りに落ちるまでに時間がかかって、結局眠れない」

「まわりの目がきになって、勤務時間内に昼寝の姿勢はできない」

仮眠室があるような環境であればいいかもしれませんが、そのような部屋がない方が多いですからね。

そして、眠れても「タイマーをかけても15分で起きられない」という声。

そもそもお仕事が忙しくて、頭の中は情報でパンパンなわけですから、すぐに副交感神経のスイッチをいれてリラックスできるなんて、そんな器用な人ばかりではないと思います。

そこで、頑張り屋さんのあなたを応援するのがEnergy Hand®の「おひるねハンド」です。

お昼寝ハンドとは?

机にうつ伏せの姿勢や

座椅子などで体を倒した状態で

15~30分という短い時間で、あっという間に眠りの世界へと誘います。

まず短時間で副交感神経優位にするために、筋肉を温める「ホットケア」を組み合わせます。

そして幸せホルモンを増やす技法でリラックスを促し、血圧・心拍を安定させ、アルファ波の世界から、やがてウトウトしたシータ波へと変化していきます。

右手から始めて、左手に入る頃にはウトウトが始まり、すべて終了した頃がちょうど熟睡手前の起きるベストタイミング。

優しい声がけで時間通りに目覚めてから、交感神経にもどす動作をして、スッキリと覚醒します。

この時間で、脳内のキャッシュメモリがリセットされて、その後の作業効率がアップするのです。

パソコンのデータが増えすぎると動作が重くなり、やがて動かなくなりますね。

そこでデータの削除や整理をすると、またサクサクと動くようになる。あの感じです。

人にしかできない温もりの時間

人がよりそうことで、安心して入眠でき、時間通りに起きられるわけですが、効果はそれだけではありません。

人と人にしかできない肌の温もりの優しいタッチケアにより、幸せホルモン・オキシトシンが増えてストレスホルモン・コルチゾールを減らすことができます。

お昼寝ハンドのご感想として

  • 疲労回復(体の重さ、だるさの緩和)
  • 午後からの仕事が能率アップした
  • 元氣が出てきて、家事がはかどった
  • 目がスッキリ!よく見える!
  • 肩、首、腰など痛みが和らいだ
  • 夜もぐっすり眠れた

などのお声を多くいただきます

特に、多忙な方、頭が情報でいっぱいの方、緊張がなかなか抜けないお仕事の方、リラックスしているつもりなのに体の力が抜けない方などにご好評いただいています。

無になる時間。マインドフルネス

情報化社会の中で、時には自分をからっぽにして「今ここ」の心地よさを楽しむ。

それが現代人が健康的に豊かに暮らす秘訣のように思います。

そこで各地のエナジーハンドステーションにて、「お昼寝ハンド」をお届けしています。

●EHS鎌倉は、お庭の美しい古民家で毎月第二土曜日に

●EHS茅ケ崎は、酵素ランチの美味しいカフェで毎月第二木曜日に

●EHS厚木は、ギャラリーカフェで第四日曜日に

その他のEHSでも、イベント等をおこなっていますので、まずはその素晴らしい効果を体験してみてくださいね。

今後は、企業内での活動も増えることを願っています

多忙な皆さんが、ご自分のために自然の中にでかけリラックスの時間をおとりいただけたら良いのですが、休日は家族のために使い、自分のための時間はとれないという方も少なくありません。

脳疲労は日々蓄積されていき、自分の知らない間に心や体を消耗してしまいます。

ですから職場の休憩時間に「お昼寝ハンド」の時間がとれるような仕組みができたら、作業効率が上がって、企業にとってもメリットが大きいはずです。

短時間であること、緩みすぎずに、すぐ業務に戻って作業効率を上げられることが、おひるねハンドの素晴らしさなので、病院の医師や看護師、高齢者施設の介護士、職員さん達にも、いつか施設内で気軽に「おひるねハンド」を届けることができるように検討してまいります。

そして「お昼寝ハンド」を届けられる仲間をどんどん増やしていきたいと思っています。

 

文:EHAJ代表 宝官明子