その痛みは体の原因?心の原因?
朝になると「お腹が痛いから学校に行きたくない」と子どもに言われたら、皆さんはどうされますか?
まずはこの痛みが心からきているのか、体からきているのか分析しますよね
学校に休む連絡をして、ほっとすると痛みが消えるようなら心からの痛み
学校を休んでも痛みが続くようなら病院で検査が必要かもしれません
自分の感情をうまく言葉にできない年齢や性格によっては、体でつらさを訴えます。
心と体はつながっていますので、心からの痛みであっても放置するわけにはいきません。
今すぐできる手当とチェック
お腹が痛い、と訴えてきたらお母さんの温かい手で子どものお腹に優しくふれてください。
もし脇の下の温度よりも腹部が冷えていたら、消化器の血行が悪くなっていると考えられます。
さらに左肩もふれてみてください。右肩よりも冷えたり硬くなっていたら、消化器の不調を考えたほうがいいかもしれません。
そして冷えていても、冷えていなくても、「痛いの痛いのとんでいけ~」と、ホットタオルパックをやってあげてください。
ホットタオルパックをあてる部位は、仙骨(写真の赤い部分)
子どもをおふとんに寝かせて、お尻の下にホットタオルパックを敷き「痛いの痛いのとんでいけ~」と何度でもおまじないをかけてあげましょう。
痛いの痛いのとんでいけ~が効く理由
不安と恐怖でいっぱいになった子どもの脳は、扁桃体が活性しています。扁桃体の働きをおさえて心を落ち着かせるのがハッピーホルモンのオキシトシンです。
オキシトシンは、お母さんが子どもを愛情を込めて優しくふれるだけで分泌が促されます。
温めること、優しくふれること、それで子どもの不安と痛みがサポートできるのです。
お金も難しい技術も必要ありません。
温めて、優しくふれる
今日からどうぞ実践なさってくださいね。
●学校に行っても怖くない!魔法のプロテクションスーツを着せてあげよう!